第011回
カップリングについて

相も変わらず『式神の城II』をやっています。プレイしていて気付いたのですが、いつのまにかコンティニューの回数が増えていました。「アレ?」と思って攻略サイトを検索して見た所、『6時間以上プレイすると無限コンティニューになる』とあるではないですか。やたっ!とばかりにポーズをかけて6時間ばかり放っておいたのですが、特に回数は変わらず。「真面目に6時間プレイしろ」という事なのでしょうか? STGで6時間は大変ですよ。こっちはストーリーさえ見る事が出来れば良いのに・・・って何回言わすねん。結局レベルをVERY・EASYまで落としましたが、ラスボス手前で撃沈です。ふう。

ところでこのゲームの主人公の玖珂光太郎君、両手に花状態です(ザサエさんは式神だから除外していい・・・のかな?)。花の2人については以下に。

結城小夜

元人類の決戦存在。確か前作の個人EDでは死んでしまうのですが、今回はそれが無かった事になっている模様。詳しくは分かりませんが光太郎が助けたりしたのでしょうか? 現在はふみこさんの家で社会勉強しているそうな。本作では会話の節々に光太郎に対する複雑な思いが感じられて、前作より”女の娘”しているのが好印象。結構ヤキモチ焼き。『ガンパレ』の壬生屋がダメって人は多分彼女もダメって気がします。通称アンタ。

ふみこ・O・V

取説の彼女の説明書きを見て驚いたのですが、”光太郎を夫にせんと画策している”そうです。そこまで入れ込んでいるとはビックリ。雰囲気からして学生然とした光太郎に興味を持つようには見えないのですが。でもそのギャップが実に萌え。400歳だそうです。ちびふみこ(CV:こやまきみこ)にも変異可能。何なのでしょうね、この方。『Return to Gunparade』に踏子というキャラがちょろっと出てきますが、同一人物ならもう納得するしかないのでしょうが。通称ふみこタン。

というなかなか強烈な個性の御二方。さて、光太郎君はどちらを選ぶのでしょうね? どうやら既に誰を選ぶか決めている節が本作にあったので、続編が出たら相手が確定しているかもしれません。おそらく世間一般の『式神』ファンにとっては光太郎×小夜がデフォルトなのでしょう。やはりパッケージ等の立ち位置もヒロイン然としていますし、背景からして悲劇性が強い彼女なだけに、判官びいきで応援したくなる人は多そう。メーカーがTAITOというのも、光太郎×小夜が確定しそうな一要因になるかもしれませんし(『奇々怪界』ってゲームがあったのですよ、昔)。ただそれでも、筆者はふみこタンを押したい。個人的趣向で物申せば、ああいう憂い顔キャラがラブラブになるっちゅーのは、ギャルゲーをやるとまず目指すは高飛車アウトローと決めてかかっている筆者にとっては直撃地獄拳な訳ですよ。

譲れないのですよ、そこんところは!!!

・・・クールダウンしますが、一方の小夜は壬生屋もそうでしたが、典型的な”一人では生きれらない待ちキャラ”です。性格も大人しく、相手の出方をじっと待っている。嫌いではありませんが、前者と比較するとやはり見劣りします。見た目通りの相手依存型よりも、意外性で依存したりされたりの方がずっと面白いのと違いますか? お姉さんに手解きってうひょーーー! ・・・・・・・・・ケホン、兎に角、世間とは相反しているかもしれませんが、光太郎×ふみこタンでFAって事でお願い出来ませんかね? アルファさん。

最後の方かなりお馬鹿チンになった筆者ですが、ただ、カップリング話って宗教に似ていると思いませんか? 絶対自分の意見が正しいと思うでしょう? 上に書いた”光太郎×ふみこタン”しか良しとしない筆者みたいに。そのうちコレを、他のゲームでも絡めて取り上げてみたいと思います。主題は”カップリング論争は排他的”。

【 2004/04/09 】

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