ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
最近の本屋さんは漫画本にビニールを掛けている所がほとんどなので、立ち読みする事が出来ません。そうなるとなかなか未知の作家さんの作品に触れる機会がありませんよね。筆者は漫画雑誌は読まない性質なので、尚の事、新しい作家さんを知る機会が減っている現状です。頼りは見た目のインスピレーションに一切を賭ける”表紙買い”になる訳ですが、当たり外れが大きい分、あまり効果的な方法ではありません。ただ、不思議な事に「あ、これ妙に気になるなぁ」と思って手に取った作品は大概外しません。自分でも驚くのですが、絵とかイラストなどは結構、直感を信じると旨くイクみたいです。先日もその直感を信じて買ってみて大ハマリした漫画がありました。とよ田みのる氏の『ラブロマ』という作品です。絵は少々直線的で簡素なのですが、大胆なコマ割りが旨く作用して、見た目以上に強い印象を与えています。しかもそこには、主人公達の恥ずかしい程にストレートな言霊が載っかっているものだから、余計に読み手の心に強烈なインパクトを感じさせるのです。号泣という程ではありませんが、爽やかに涙腺が緩みます。素敵な作品です。お奨め。
個人的には陽子ちゃんと塚原のコンビの行く末が知りたし。
っさて、ゲームの話ですが、とりあえず『デモンベイン』に関して。筆者は一応ＰＣ版はプレイ済みなのですが、完全にクリアした訳ではありません。何故かと言えば一番最初にクリアしたアルストーリーしか見ていないからです。と言いますか見れないのですね、あまりにアルと九郎の二人が無敵のカップル故に。確かにアルの話がこの作品のメインですから、ストーリーの重きがそちらに傾いているのは致し方無いのですが、それがあまりに偏重し過ぎていて、他の２人の攻略対象キャラの話が見たいという欲求が沸き難いのです。もちろん、２人の話に反れる事自体、アルに対して申し訳無い気持ちになるというのもありますが。
そのような訳もあって、ＰＳ２版が発売されたらまず他の攻略対象キャラから先にプレイして、最後はアルで締めようと考えていたのですが、現在、ファーストプレイからしてアルストーリーまっしぐらです。ダメだ・・・アルを蔑ろにする選択肢など選べん・・・・・・。結局、共通ストーリーでの瑠璃とライカの印象が弱すぎて、好感が持ちにくい事にも原因がありそう。フルボイスの恩恵も、出番の多いアルに一番に持っていかれて、ＰＳ２になって得した部分は２人には無かった気さえします。このままではＰＣ版と同じく、未プレイのままで終わりそうかなぁ。正直言えば、もうちょい瑠璃が大人っぽかったら・・・。
次回も『デモベ』プレイ感想記の予定です。しかしアウグストゥスの若本声、分かっていたとはいえ、最高ですね。ラストの展開でどのようにハジケてくれるのか、今から楽しみ楽しみ。
【 2004/07/24 】