ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
最近くるりの『ワンダーフォーゲル』がテーマソングになっている筆者です。病み上がりの身に会社が辛いよう・・・。闘うことって生きるってことでしょう？ 真紅は凄いなぁ。
と、人生後ろ向きまくりな筆者でございますが、実はイイコトもあったのです。それも直りかけで出た青っ洟を噴射する勢いで。５月までにやっていたライトノベル批評で最高傑作と断言した『秘密結社でいこう！』シリーズ。この作品の原作者であらせられる伊豆平成氏から、なんとメールを貰ってしまったのです。数秒固まったヨ・・・。頂いたメールの詳細は明かせませんが（だって俺が貰ったんだもんね！）、１つだけ。『快刀乱麻 雅』と『ＰＡＴＲＯＮＥ』、そして『秘密結社でいこう！』シリーズは皆同じ方が書いていたそうです。『ＰＡＴＲＯＮＥ』も同じ方とはやはり驚きでしたが、ある意味、嬉しかったとも言えます。きっと今後もいろいろな作風の伊豆小説が読めるということですから。それを本当楽しみに待ちたいと思います。しかし、当方の稚拙な批評を読んでくださるだけでもありがたいのにメールまで頂けるとは・・・。誠にありがとうございました（メールに対する返事を書く勇気もありませんで、不躾ですがこちらで感謝の言葉と代えさせていただきます）。伊豆氏の作品は一生注目していく所存なり。
ゲームの話。『Ｋｉｌｌｅｒ７』クリアしたのでその感想を（少々ネタバレあり）。
正直さっぱりワカランチン。一応筆者は『シルバー事件』『花と太陽と雨と（ＦＳＲ）』はプレイ済みですが、過去の５１作品に触れている身にとってもあまりに意味不明なＥＤでした。表層から判断すると、クンとハーマンの戯れにエミールが付き合わされたと捉えるのが自然な気がしますが、そうなると３０年周期で人の意思に取り付く神に近い存在が物語の根幹を担っていると考える他無くなってしまって、結果、単なる”取り留めの無い大味作品”としか認識できないのです。ラストである程度のネタバレをするならば、そこに至るまでが現実から遠く離れた世界観で綴られた分、リアリティ準拠で纏めるべき所を、更に斜め上行くトンデモ話でオチを付けられてもかえって置いてきぼり食らったとしか感じませんし。例えば『シルバー事件』での談話室タムラみたいなオチならば地に足が付いた感じで納得も出来ましょうが、『Ｋｉｌｌｅｒ７』の場合はあきらかに投げっぱなしジャーマンでしたね。心底残念でなりません。
もう１つ気になった点。それは暴力性犯罪描写をハッキリと打ち出してきた事です。特にカーティス絡みは今のご時世でよく発売できたなぁと思う程。以前、カプコンの某ゲームが神奈川県のゲームソフト有害図書類指定になって話題になりましたが、なんか悪い方向に吹っ切れてしまったのでしょうか、カプコンは？ 特に強烈だったのがカーティスがペドロを殺害する場面。映画『セブン』のラストがトラウマになっている筆者には辛かったなぁ・・・。最近、某大手掲示板の専用スレで「ＨＳは実は人間だったのではないか？」という意見を出す人が増えてきましたが、これぐらいの過激描写をするソフトからして意外と真実かもしれませんな。詳細はもちろん不明とはいえ、もしこの辺りの表現描写の境界線を５１氏が見繕っていたとするならば、今後５１氏の作品は２度とプレイする事はないでしょう。『シルバー事件』は相当抑えていたのか？
本当なら各人格の感想もこちらで述べる予定でしたが、あのオチではもう愛着も軽く吹っ飛びました。謎を追求する気もまったく起きないので、感想はこの辺でシメます。あとは来月出る攻略本で５１氏がどう言い訳するのか楽しみに待つとしましょう。銀の眼ネタだけは勘弁な。『シルバー事件』が穢れる。
って事でとりあえず『Ｋｉｌｌｅｒ７』は片付けましたが、まだ未開封のソフトがごろごろあって、しかも来週は『影牢II』と『ショコラ』が出て７月に入れば欲しいソフトがＰＳ２だけで７本もあって、本当に全てプレイ出来るのか心配になってきました。もちろんお金も心配。そんな中でも、きゃんでぃそふとの新作『つよきす』の体験版が付いていると聞けば急ぎテックジャイアンを購入、即プレイしているテイタラク・・・。全ソフトクリアは無理臭い気配です。
ところでその『つよきす』ですが、すんげー面白そうです。椰子なごみというキャラが実にイイ。体験版ではツンのみでしたが、これでデレ期に入ったらとんでもなく萌えそうな予感。今年最強のツンデレキャラは『処女はお姉さまに恋してる』の貴子さんだと思っていましたが、対抗馬の資格十分なキャラが出てきましたよ。本当に楽しみ。発売予定の８月２６日までにプレイ中のソフトをある程度片付けておかないと大変な事になる？？？
【 2005/06/26 】