ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
なんだか急に暑くなってきました。クーラーをつけたら体調がおかしくなりました。今は微妙な季節ですね。
毎度写真ネタ。先週読んだラノベで「もしかしたら本年度最高傑作かも」と思える作品に出会えました。『狼と香辛料』はここ最近では抜群の面白さでした。多くの方の批評を読みましたが、「ラノベらしくない」というのは同意ですね。一般でも十分通用する設定の奥深さがあります。特に商業に絡む金の損得話には驚くほどリアリティがあるので、２巻にあった破産話ネタなどは読んでいて身が縮み上がる思いでした。金の怖さを知っている方には、ある意味、考えさせられるラノベになっている気がします。支倉氏もこのジャンルに関して相当に勉強されたのではないでしょうか（これで理系というのも面白い）。とにかくこの緻密な背景設定には脱帽する他ありませんでした。ただし、この作品の凄い所はそれだけではありません。端的に言えば、振り子の振り幅が異常にデカイ事にあります。商業商売のリアリティをトコトン突き詰めた結果、かえってホロとロレンスの何気ないやり取りが妙に心に迫ってくるのです。他人を簡単に信用できない冷たい世界の中にあって、２人の友情（愛情？）が眩しい程に輝いて見えるのです。ぶっちゃけ、ラブコメ小説みたいな雰囲気すらします。『ホロにからかわれるロレンス』という図式が作品内ではデフォルト化している訳ですが、それを読むだけでも幸せなのです。当方の心根としては、もう北になんぞに行かずに、いつまでもチチクリあっていて欲しいです。でも年の差カップルだしなぁ・・・そこが問題か？ 結論としては、金融系サスペンス小説愛好家（？）にももちろんお奨めですが、強いて言えば、ラブコメラノベ愛好家にお奨めします。『乃木坂春香の秘密』とは別ベクトルで萌え転がれますよ。まじまじ。
『涼宮ハルヒ』シリーズは凄い人気ですね。イラストサイトはハルヒ絵ばかり。確かにアニメが面白いもんなぁ。コンピ研とのゲーム対戦をあそこまでキッチリとアニメ化するとは思いませんでしたし、気合の入りが違います。アニメスタッフはＧＪです。きっとオチはアノ話でしょうから、期待して待ちます。しかし漫画版は話題のわりに面白くなかったかな。アニメと比べるのは酷か。
ゲームの話ですが、１つしか話題がありません。『シヴィライゼーション３（以降ｃｉｖ３）』をやりまくっていたからです。先週もこれをプレイしていて更新をサボりました。ただ、未だに「どこが面白いのか」掴めていないのですね。淡々と遊んでいて時計をみたら何時の間にやら３、４時間経過していてビックリという経験がザラにある訳ですが、そこまでハマる理由が分からないのです。特に筆者はまだ『ｃｉｖ３』の内容を全て把握出来ていなくて戦争はおろか外交もほとんどやった事が無いもので、真の愛好家から見れば単にヘタレプレイしているだけとしか写らないのでしょうが、当方からするとただ内政をやっているだけでもう一杯一杯なのです。それでも飽きもせずにツイとプレイしてしまうのですから、本当にワケワカメ。某所で「タイムワープに注意」と書かれていましたが、確かにプレイヤーのテンションを一切気にせずに時間を消費させるゲームですね、コレは・・・。とにかくこのゲームの深遠を理解する為に、また『ｃｉｖ３』をプレイするとします。
【 2006/07/02 】