ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
寒くなってまいりました。東北生まれの人間なのに寒さにめっぽー弱く、室温が１７度なのに石油ストーブを引っ張り出してきて既に使用しております。家のエアコンだと電気代が異様にかかってしまうので去年から石油ストーブに切り替えたのですが、直ぐに暖かくならないのが玉に瑕ながら３０分もすればエアコンとは比べ物にならないぐらい暖かさが部屋に充満するので、総じて切り替えて良かったと満足しております。石油ストーブ独特の鼻につく匂いも今や結構好きかも？ その内ダルマ型ストーブが欲しいです。
さてゲームの話。相変わらず『ＦＦ１２』をプレイ中です。ちょろりと攻略サイトを見た所、だいたい中盤辺りまで来ている模様。ここまでで４０時間ばかりかかっているので、総プレイ時間は８０時間といった所でしょうか？ 正直ストーリーそっちのけでキャラ育成に励んでいるので、もしかしたらもっとクリアまで時間がかかるかもしれません。特にこの『１２』にはライセンスというシステムがあって、敵を倒してライセンスポイント（ＬＰ）をどんどん稼いでパネルを開いていかないと、手に入れた武器・防具・魔法等がいつまでも装備できない状態になってしまいます。その為、レベル上げが嫌いな方でもキッチリＬＰ稼ぎをしなければならず、ＲＰＧ早解き派には面倒な事この上ない仕様になっているのです。逆に筆者のような育成大好き人間には実に楽しいシステムで、もうボードのパネル全て開けてやるぐらいの勢いで経験値・ＬＰ稼ぎをしています。エルトの里という所で取得ＬＰの量が増える”金のアミュレット”を全員分購入し、更にＬＰ稼ぎに拍車がかかりました。既に女性陣はミストナック３つ取得済みで男性陣も２つずつ手に入れています。この調子で来週の更新時にはミストナック全制覇とボードが全キャラフルオープンになっているよう頑張りますよ。
ところでそのそっちのけのストーリーですが、中盤まできてこの盛り上がりの無さには流石に首を捻ります。話の背景が局地的な為に前シリーズのような壮大さが薄れるのは分かりますが、それ以上に何か物足りないのです。松野節と言えばそれまでですが、リアルに懲りすぎて決定的な”悪”を描かないのも考え物ですね。これではプレイヤーとしても目的意識が持てず、気持ちが乗らないのも仕方の無い所。ＲＰＧは少しぐらい大仰な方が楽しめるものなのかもしれません。終盤は盛り上がると良いのですが。
『ＦＦ１２』プレイの合間と申しましょうか、気分転換用にと『みんなのテニス』を買ってきて少しだけ遊んでみました。ウーン、本当に気分転換用でした。軽く遊ぶには丁度良く、深く遊ぶには物足りない、そんな感じです。特に思ったのは、やはりテニスの面白さをＴＶゲームで伝えるのは極めて難しいのではないかと。結局、デザインは違えど決まった大きさのコートの中でラケットを振る単純作業に終始する訳で、この制約の中で長時間飽きさせないゲームに仕上がるとなると、よほど”画期的”なシステムを考え付かない限りほぼ不可能と言って差し支えないでしょう。それでも『みんテニ』は随分頑張っているとは思いましたが、『みんＧＯＬ』並みの面白いシリーズになり得るとは現段階では難しいと判断するほか無いゲームでした。それからするに、あのＷｉｉのリモコンはその”画期的”な部分に光明をさしそうで、スポーツ関連のゲームでは大活躍するかもしれませんね。体力はその分消費しそうですが・・・。
【 2006/11/19 】