第148回
時代に逆行してみる

なんだか最近、隔週更新になっているような。先週は更新をお休みして部屋の大掃除をしていました。ほんの少しスペースを作ろうと思っただけなのに、いつの間にやらエラく気合いが入って、部屋の隅々まで掃除&要らなくなった物品を破棄する作業に邁進してしまいました。季節が秋になって過ごしやすくなったからでしょうか? 写真にあるのはその要らなくなった漫画本等をダンボールに詰めている所です。量が量なので、どこか古本屋に送付して買い取ってもらおうかと。まぁ、あまり保存状態がよくないので、送料がかかる分、赤字になるのが目に見えていますが・・・。他にも同人誌やゲーム雑誌を処分したり(過去日記で何回か取り上げていた『電撃プレイステーション』も天井裏の床が歪んできたので泣く泣く150冊ほど新聞屋に引き取って貰いました)、DVD等に移行が終了したビデオテープやら雑誌の付録等についてきた小型のフィギュアなどなど、要らないと思ったものはドンドン処分しました。普段は不必要な物であっても何とはなしに取っておいたりするので、今回のように捨てる気マンマンの時に処理しておかないと、アッという間に物で溢れかえる事になりますからね(オタ気質の高い方は皆そうだと思いますが)。おかげで随分と部屋の中がスッキリしてきましたが、ただ1つ問題が発生しました。

その問題とは、レーザーディスク用ソフトの処分方法です。家にはだいたい100枚ほどのLDソフトがあるのですが、ほとんどがDVD化されているものばかりで、近いうちに買い換えると考えればある意味、不必要な物品なのです(ソフトの大きさも場所を取るので保管するにも一苦労ですし、第一そのソフトを再生するLDプレイヤーがありません)。購入した時の代金を考えると処分するのも多少気が引けるのですが、今回の大掃除を機会に一気に売り払ってしまおうとネットで買い取りをしている所を調べてみました。ところが、LDソフトを扱っている目ぼしい店がなかなか見つからず、あったとしても二束三文にもならない金額で買い取るようなので、売るぐらいならば保管して置いた方が幾分マシ状態になっているのです。時期的に仕方がないとしても、流石にこの状況では売り払う選択肢は除外する他なく、単純にゴミ扱いで捨ててしまうのも勿体なくもあり、「さて、どうしようか」と悩みましたが、結論が以下。

つい、LDプレイヤーを買ってしまいました(写真上)。DVL919で値段は6万ちょい。一応DVDも再生できますが、他にDVDが再生可能な機器は家にゴロゴロありますから、ほぼLD専用機と言ってよいかと。まさか、大掃除をしていて大枚を叩く事になるとは思いもしませんでしたが、残ったソフト資産を有効利用するには、もうこの方法しか考えつかなかったのです。ただ、これだけの理由で本体購入に走った訳ではありません。もう1つ購入動機になったのが、ソフトの値段が思ったよりも安かった事。もちろん中古ではありますが、メディアがDVDに移行している分、LDボックスでも随分とお手頃な値段で購入できるようなのです。特に昔のアニメや特撮作品の全話購入を狙っている方には、十分LDも1つの選択肢になりえます。当方も、某所で以前から見てみたいと思っていた特撮のLDボックスが1万円を切っているのを見て、ビックリしてプレイヤー購入の検討に入ったぐらいです。DVD全盛(既にブルーレイに移行が始まっている)の時期に無理してLDを選択するのもどうかとは思いますが、自宅のスペースに余裕があって且つ、プレイヤーを所持している方ならば、LDもそう捨てたものではない気がしました。筆者も、今後ボックス購入に走った場合の事を考えて、コレらが置けるスペースを確保できるよう大掃除を頑張りたいと思います。なんだか掃除の主旨が違ってきたな・・・。

さてゲームネタ。といっても大掃除をしていてあまりゲームはプレイしていませんが。なんだか色々と年末に向けて面白そうなソフトが出るようなので、それまでの購入予定表を作ってみました。

ピリオド sweet drops 購入済み
スーパーロボット大戦Z 発売中
バトルフィールド バッドカンパニー 発売中
FairlyLife 10/10(予約済み)
銀河英雄伝説 数量限定版 10/16(予約済み)
キミの勇者 10/23
デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus 10/23(予約済み)
戦場のヴァルキュリア 追加エピソード 「撃て、セルベリアと共に」 10月下旬
シヴィライゼーション レボリューション 12/11
ミラーズエッジ 12/11
ジルオールインフィニットプラス 12/25
アマガミ 今冬

これらをマトモに買ったら単に積みゲーが増えるだけになりそうです。とりあえず予約済みのソフト以外では『シヴィライゼーション レボリューション』が楽しみ。PC版の『III』は結局グッドエンド関連が見れないまま積んでしまいましたから、家庭用に特化した本作ならばプレイもしやすいでしょうし、攻略法もネットや本で流布してくれそうなので、それらを総動員して今度こそ良エンドが見れるよう頑張る所存です。それと、既に発売済みですが『バトルフィールド バッドカンパニー』を近々買う予定。当方はあまりFPSは得意ではないのですが、このゲームの体験版を落としてみた所、意外と楽しくプレイ出来たのです。楽しいと言っても、FPS部分が気に入ったというより、主人公4人組のドタバタ劇の方が面白かったのですが。彼らの行く末がどうなるのか、本編を買って確かめてみようと思っています。『ミラーズエッジ』は期待と不安の差が大きいので、発売されてもしばらくは様子見かもしれません。せめて発売前に体験版でも出して、購入の判断材料が増えてくれる事を望みます。因みに上に挙げた3作品は全て海外のソフトです。最近の国外メーカーの躍進ぶりには目を見張るものがありますね。日本も頑張れ。

ギャルゲーではやはり『アマガミ』はインパクトがありました。まだまだ『キミキス』だって話題性にはそう事欠かない時期に『アマガミ』という全くの新作をぶつけてくるのですから、エンブレも本気で「ギャルゲー界の天下」を取りにきたのかもしれません。『キミキス』に関しては個人的にシステム面で不満がありましたが、新作ではその辺りも随分解消してくるみたいですし、キャラは相変わらずの萌え仕様ですから、セールス面で前作を上回る可能性も十分ありそう。ギャルゲー愛好家達の間でもしばらくは『アマガミ』旋風が吹き荒れる事でしょう。当方としては、もちろん本作を楽しみにしつつも、あまり1社独占で話題を掻っ攫うのもどうかとは思うので、『アマガミ』を起爆剤に他ギャルゲーメーカーの頑張りにも期待したいですね。コナミとかね。

【 2008/09/28 】

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