第202回
増えるダウンロードゲー

今年も積みゲーわっしょいな1年でございましたが、最近、ゲーム購入をダウンロード販売に依存する事が多くなりました。おかげで「積みゲーが増えた」という感覚が薄くなったのは、精神衛生上ありがたい・・・のかな? とにかく、ソフトケースが手元に無い分、ゲーム棚のスペースが占有されずに済みますし、なにより本体を購入するよりも安い! ゲーマーとしても利用しない手はありません。例えば、前回も話題にした『みんゴル6』もVita版もち限定とはいえ、2000円で購入ですから、だいたい半額で済んだことになります。Vita版よりは画質がクリアですし、オン対戦のマッチングもはるかに良好な為、この値段ならばPS3版の購入も十分、検討の余地はあると思います。Vita版もちにこそお奨めです。

PSNをチラチラ見ていて、面白そうだなぁと思ってつい購入したのが、左にあります『SSX』です。ダウンロード購入で2500円でした。アマゾンで確認したところ、廉価版本体で約3000円でしたので、あまりお得感はありませんが、元の値段が7600円ぐらいですから、1/3の値段と思えば例えクソでも許容範囲です。で、実際にプレイした所、かなり面白いゲームでした。以前、似たようなゲームで『Skate2』というスケボーゲーを購入した事があったのですが、こちらはイマイチ合わなくて速攻で売り飛ばしました。理由は、ちょっとした障害物にぶつかる度に止まってしまうから・・・というと当たり前のように聞こえますが、スピードが出る分「ガン!」とぶつかって急に止まったり転んだりすると、ストレスも溜まるのです。とにかく、当方の腕では気持ち良く進める事が出来なかった。操作もかなり複雑で、思うようにトリックが出せないのも不満でしたし。で、『SSX』も値段の安さで思わず購入したものの『Skate2』の二の舞いになるかなぁと思ったら、そんな事はありませんでした。なにより、当方のヘタクソ操作でも障害物なんのそのでザザーっと滑りまくってくれるので、爽快感が抜群なのです。複雑なトリックも簡単な操作で出てくれるので、「あれなんか俺うまくね!?」と勘違いさせてくれる所もグー。早くも4つ目のステージでのトリック合戦で日本人の女の娘(?)に負けまくっていますが、ほどよく向上心を煽ってくれるので、途中でコントローラをブン投げる事もなさそう。実に意外な掘り出し物ソフトでした。値段のおかげかな?

極めつけは、このPC版『シヴィライゼーション5』。アマゾンのダウンロード販売でなんと825円でした。先ほどアマゾンで確認した所、3299円になっていたので、セール中だったのでしょうか? あまりの安さについポチってしまいましたが、それにしても驚きの安さ。次いで、その過激描写ゆえに日本では発禁になった『Dead Space』が更に安い195円で売られていて、正直、真剣に購入すべきか悩み中。イヤマジで安過ぎだろ・・・。STEAMやOriginの導入が面倒といえば面倒ですが、それさえクリアすれば、安いPCゲーがクリック1つでプレイできるのですから、ゲーマーなら購入の選択肢の1つにしてしかるべきですね。予算には限りがある訳ですから、1本でも多く良ゲーがプレイできるよう、来年もあらゆる購入手段を検討したいものです。これからは積みゲーならぬ積みダウンロードゲーが増えそうな気配? 『CIV5』の感想はそのうち。来年もよろしくです。

【 2012/12/31 】

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