ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記

第229回
ダークソウル３の感想

ゴールデンウィークが終わってしまいましたね。その間、ひたすら『ダークソウル３』のプラチナコンプを目指していました。上の画像は無事コンプした時のレベルとプレイ時間。まったくのソロ専ですと、コンプまで２００時間ぐらいはかかるのではないかと。誓約アイテム集めが実に面倒くさいのですが（オフプレイでは特に）、それさえクリアしてしまえば、プラチナコンプ自体、他のゲームに比べれば楽な方です。

で、『ダークソウル３』の感想ですが、相変わらずのハイクオリティなＡＲＰＧでした。難易度は過去作に比べると若干ひかえめで、初心者でもクリアするだけなら、そう苦労はしないと思います。レベルの上がり具合もスムーズで、普通に進めていくだけで、ラスボスを倒すぐらいのレベルには十分、達しますし、武器や強化素材も、ほどよくマップに配置してあり且つ、ドロップするので、自キャラ強化育成に変に時間を取られることもありません。各エリアのギミックも、相変わらずのイヤラシイ罠のてんこ盛りではあっても、ちょっと考えればクリアできるものばかりで、ストレス無くズンズン進めます。むしろ、あまりの景色の美麗さのせいで、立ち止まってしまう事がしばしば。イルシール辺りは本当に凄い。じっくり見入ってしまうほどでした。兎にも角にも、とあるボスを除けば、ストレスフリーで気持よくプレイできた点からして、非常に完成度の高いＡＣＴゲーに仕上がっていたのは間違いありません。『ダクソ』シリーズの集大成との前評判通り、すっばらしい作品でした。フロムはゲーム業界の一つの良心ですね。個人的にそう思います。

難易度は易しめ・・・とはいっても、そこは『ダクソ』のこと、やはり手強いボスが数体おります。当方が苦労したのは、法王サリヴァーンと無名の王の２体。それ以外のボスは、懐に飛び込むか後ろに回り込んでチクチク殴っていけば、大体なんとかなります。おそらく中盤の壁であろう法王サリヴァーンも、後半の分身が非常に厄介なのですが、バージョンが上がってから、あまり本体から離れなくなった印象で（本当かどうかは不明ですが）、距離を詰めてまとめて殴るよう意識して立ちまわれば、撃破は時間の問題かと。それでも倒すのが難しい場合はＮＰＣを呼ぶ（確か２人ぐらい呼べるハズ）のも手です。個人的に、この敵だけは大盾を持った方が楽でしたね。そしてそして、本作最強のボスであろう無名の王。色々な意味でクソボスです。コイツの何がシンドイかというと、本体の王と戦う前に、王を載せている飛竜を倒す必要があって、上手い事この飛竜を退けたとしても、連戦で肝心の本体ボスとの戦いに突入するもので、エスト瓶の維持が大変。しかもこのボスが異常に攻撃力が高く、こちらのレベルが６０台ぐらいですと、ワンパンでＨＰの半分以上をドカンと削ってきやがります。もう、一つのミスで敗北確定の難しさです。で、死んだらまた再戦とあいなる訳ですが、なんと、前座の飛竜が復活していて、コイツを倒すところからまた始めなくてはならないのです。２連戦でかなり長い時間、緊張感を持続せねばならず、とにかくシンドイ！　フロムさんマゾ過ぎやって・・・。ここでは協力ＮＰＣを呼ぶ事もできないので、オフラインでのソロプレイでは、本当に鬼門中の鬼門となること請け合いです。この絶望感は、もはや『ダクソ１』のヤリデブコンビ並と言って、なんら過言ではないでしょう。ただ実はこのボス、本作をクリアするだけなら別に倒す必要が無いので、どうしても無理そうなら精神安定上、無視するのが得策です。

因みに、当方は怒髪天に昇って「コイツぶちころがす！」と、ストーリーそっちのけでレベルを１２０まで上げ、攻略サイトを見てエスト瓶の数と回復量をカンストさせ、愛用武器の炎のロングソードを原盤ぶんどってきて最高レベルに強化して、そんでボコってやりましたわ。レベル１２０でも３０回ばかり死んだのは内緒ですがね！　ふんす！！

・・・いや、実は無名の王を倒したあと、緊張から解放されたからか、３時間ばかり胃が痛くなりまして。嬉しさと胃痛で複雑な気分でした。

まぁ、１周目で１２０までレベル上げしたのは些かヤリすぎな感もありますが、後々、本作のプラチナコンプを目指している場合は、３周目で必ず無名の王を倒さねばならなくなるので、ある程度のレベル上げは致し方なしかと（クリア後に『ダクソ３』のプレイ動画を拝見しましたが、初期レベルでこの無名の王を倒している動画があって、ひっくりかえりました。世の中、凄い人がゴロゴロおる・・・）。
本作の良いところは、当方のようにテクニックが貧弱でもレベルを上げて殴りかかれば、結構なんとかなってしまう点です。だからと言って大味というわけではありません。その辺りの豪快でありながら、遊び応えのある難易度バランスに仕上げてくるのがフロムの真骨頂。本シリーズをクリアした時の達成感は、他では味わえない喜びと快感と胃痛があります。ＡＣＴゲーは苦手だけれども、ＲＰＧでのレベル上げは大して苦にならない・・・そんな方に心からお薦めしたい『ダクソ』の新作でした。

『ダクソ３』のトロコンを達成したあと、トロフィー欄を見ていたら『Ｄｉａｂｌｏ３　ＲＯＳ』がプラチナまであと少しだったので、ＧＷ中にちょいと頑張ってみました。トロフィーの残りは、ハードモード（１回死んだら復活できない）でのレベル７０達成と『ＲＯＳ』のラスボス、マルサエルを倒すことだったので、死なないように低ランクでのレベル上げに勤しみました。クラスはデモンハンターを選択。コツさえ判れば、ノーマルレベルのマルサエルを瞬殺するぐらい、あっという間に強くなるので（逆に頭打ちも早いのですが）、ＤＨは初心者にもお薦めです。で、結果が上の画像。購入から約２年たってのトロコン達成でした。そろそろＰＣ版にも手を出すかな。

当方がよく行くゲーム情報系サイトでプレイ感想が掲載されていて、なんだか面白そうでしたし、値段も手ごろなので、試しに買ってみました。しかし『東方』シリーズ自体が初なもので、キャラクターの性格とかよくわからんちん（他ゲームのプレイ動画で霊夢と魔理沙が掛け合いをしているのがありますが、あれのイメージとは懸け離れて霊夢が単純暴力馬鹿なのにビックリ）。ただ、キャラクター育成が楽しいので、話は読み飛ばして、ちくちくレベル上げをしています。ほんとレベル上げ好きやな、自分。

【 2016/05/07 】

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ビーフストロガノフ(屠絵 味噌)