ミソロガノフのゲームプレイ感想記

第1回

『beatmaniaIIDX 6thstyle』ですが、思いのほか楽しくやっています。もちろん、まだアーケードモードをプレイする腕はありませんから、ビギナーズモードとドリルモードをちょっとずつ進めている感じではあります。ただ繰り返しになりますが、そのような軽いモードをプレイするだけでも本当に楽しいのですコレは。最初、このゲームは「繰り出されるバーの通りに押していくだけの音ゲー」だと思っていたのですが、実際にやってみると「コントローラでもって音を奏でている」という印象を強く持ちました。事実、プレイ中に鳴るBGMは幾らか音が抜けていて、こちらがバーに合わせてボタンを”上手に”押すとタイミング良く音が出て、曲が完成する仕組みになっているのです。だから、GREAT表示でボタンが押せると音楽として完成するし聞いていても非常に気持ちが良い。逆に押し間違えたりズレたりすると、全く意味不明な雑音になってしまいます。この辺りの音の仕組みはゲームとして十分楽しめるものになっていますね。プレイ中、妙に感心してしまいました。

ただ、やはり難易度が高いのは確か。ある程度プレイを進めていくと”達人ムービー”（上手い人のプレイ画面）が見られるようになるのですが、あまりの凄さに唖然呆然。バーの繰り出されるスピードが恐ろしく早い上にその量も一時にドバーっと振ってくるような殺人級のモードを、この達人はいとも簡単にクリアしてしまうのです（しかも評価はAAAだし）。筆者には絶対無理。コレ見たら逆にヤル気が無くなる気がする・・・。なにより驚くのが、両手の指が凄い速さで別々に動くという事です。何言ってんだオマエ？って言われそうですが、実際にプレイした所、両手の指が同じ動きをしてしまうのです。左の指でテンポを取ると、自然と右の指も同じテンポを取ってしまうので、黒鍵と白鍵を交互に押さないといけない時にアタフタしてしまうのですね。良くドラマーが両手を別々に違うテンポで叩く練習をしますが、アレが出来ないと恐らくこのゲームの上達も難しいのではないかと。おかげで、今ならドラマーやピアノが弾ける人を、超絶なる尊敬の眼差しで見てしまう自信があります。凄いよホント。いや、もちろん当方も頑張りますよ。それも脳が活性化しそうな勢いで。最近ボケ気味の筆者には丁度良いか。

それとこのゲームに流れる音楽、とても良いです。自分も弾いているという感覚になるからなのか、CD等で音楽を聴くよりも百倍くらい親和感があります。筆者が好きなのは『BEAUTIFUL DAYS』と『ROMEO＆JULIET』。まだあまりこのゲームの詳細は存じ上げないのですが、コナミが直接アーティストと契約をしているのでしょうか？　テクノやハウスなどは普段聴かないので詳しく感想を述べる事は出来ませんが、かなりハイセンスな曲ばかりでこの選別にもコナミの巧さを感じます。サウンドトラックが出ているならば是非購入したい所。耳コピしたい・・・。

因みに、本ゲームは知り合いに貰いました。プレイしないといけないゲームが山程ある現状で、えらく安々と貰ってしまったものですが、タダですから仕方ありません。タダならくれ。とは言え、有名格言”タダほど高いものはない”という言葉通り、最終的にはこの『ビーマニ』ソフト譲渡は高くつきました。そう、専用コントローラの購入です。コレ無くして『IIDX』をプレイするのは、無茶無謀五里霧中だと思いますね。絶対！と断言してしまいますが、PS2付属のパッドではこのソフトのプレイは無理です。ボタン配置がズレまくっていて、最初はコレでプレイしてみたのですが、指が痙攣しそうでした。実をいえば、筆者は『IIDX』どころか音ゲー自体、初心者なもので、まずはボタンがどこにあるか覚えなければならない訳ですが、流石にパッドでボタン配置を覚えるよりも、専用コントローラで配置を覚えた方が楽に思えました。で、それならと専用コントローラがどのようなものか調べ始めたのですが、現物自体が最近まで品切れで、なんとタイミングが良い事に、先週の金曜日に再販する事が決まっていたらしいのです。思わず「このタイミングの良さは正に神の啓示ではないか？」などと勘違いして、購入する気マンマンになってしまいました。馬鹿？

結果、5,220円も出して専用コントローラを購入。昔、SS版『バーチャロン』付属の専用スティックが単なるゴミ、部屋の邪魔モノと化した教訓が全く生かされませんでしたが、買ったからには頑張りますよ。ま、『チャロン』の時も買った時はゲーセンデビューを夢見てめっちゃヤリ倒す！などと張り切っていた気がしますがね。・・・歴史は繰り返すのかな。

第2回

以前に話題にした『beatmaniaIIDX 6thstyle』ですが、意外とプレイ時間を割いています。相変わらず、ビギナーモードとドリルモードのみのプレイですが、ビギナーに関しては隠しを除けば59曲中57曲クリアしました。ちょっとづつですが難しいと思っていた曲がクリア出来るようになって、それが実に実に快感なのです。最初見た時はビギナーでも絶対クリアは無理だろうと思った「ABSOLUTE」が攻略出来た時は、小躍りしましたね。後は「COLORS」と「GET ON BEAT」の2曲だけになったのですが、この両曲に共通しているのが、同時押しに他のボタンが絡むパターン。筆者はどうもこれが苦手のようで、いつも同時押しの方に気を取られて押し間違えてしまうのです。あと微妙にテンポが変わる（バーの間隔がちょっとずつズレている）曲も苦手。これらを克服出来る日は来るのだか・・・。一応この『6th』のサントラを買って通勤中に聴いていたりもするのですが、この努力が実ってアーケードモードも楽にクリア出来るようになるのが夢ですね。