ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
個人的にプレイし続けるのがやたらと辛かったＳＬＧでした。これをクリア出来た方は真のＳＬＧ好きか、うるし原キャラ萌えのどちらかだと断言します。まずもって戦闘がダルい。当時はポリゴン導入が異様に盛り上っていた時期で、このソフトも戦闘部分は全て３Ｄで表現されているのですが、ＳＳのスペックに問題があったのか動きが妙にモッサリしているのです。「さっさか動け！」と何度叫んだ事か。配置の指定もあまり効果が目に見えて認識できませんし、力押しでも何とかなってしまうので、最終的には３Ｄ機能をＯＦＦにしてプレイしていました。こんな不明瞭なシステムに力を入れるくらいなら、肝心のゲームバランスの方を何とかして欲しかった所です。そのバランスですが、筆者がヌルゲーマーである事を差し引いても、これは少々厳しいと思います。何故なら過去プレイしたＳＬＧの中でも、レベル上げに失敗して最初からやり直した回数だけならダントツでＮＯ．１だからです。少しでもレベルが足りないと先に進めなくなる面があって（詳しく言うとシナリオ７、フレアが初登場の場面）、あまりの難易度にイライラしまくり。おかげでレベル上げに失敗する度にプレイ意欲が激減するもので、攻略本を３冊も買ってきて無理矢理やる気を鼓舞させていました。今なら躊躇せずに中古屋に売り飛ばす所です。ただ、当時それでも何とかプレイし続けられたのは、４人のヒロインとのラブラブエンディングがあると固く信じていたからなのであります。ギャルゲー魂百までも。ところが、非情にもＥＤはガッカリする程にアッサリしているもので、頭にきて攻略本を壁におもいっきりブン投げたのは今でも良き思い出です・・・。最後までプレイして褒める所が皆無のゲームも珍しい。確かにキャラ自体には好感が持てます。個人的にエマーリンク将軍が好きでしたね。アルテミューラーのまさに”片腕”という感じが良かったです。仲間になるのが後半になってからなのが残念ではありましたが。その他、声優も無駄に豪華で、ヒロイン４人を椎名へきる氏、笠原弘子氏、かないみか氏、水谷優子氏が担当していました。主人公の声をあの神谷明氏が担当しているのもゲームでは珍しい気もしますし、声優ファンなら聞いてみる価値があるかもしれません。