リッジレーサーV

PS初期の売り上げに多大な貢献を残した『リッジレーサー』から、シリーズ総ての作品をプレイしていますが、やはりここまで進化すると感慨深いものがあります。とにかく車の造詣が素晴らしくリアル。タイヤの挙動も本物ソックリならば、陰影の付け方も絶妙です。車から発せられる火花や黒煙など、有りそうで無かったちょっとしたレースでのリアリティがあちこちで盛り込まれていたのにも好印象でした。敵の車の動きで若干おかしな所もありますが、それでも巧みに走路妨害をしてくる辺りは嫌らしく思いつつも納得の出来です。それと『R4』の時からですが、インターフェイスのデザインがクールで格好良くなりました。そのデザインもどこか『エースコンバット3』に近いと思っていたら、タイムアタック等の名前の欄に”DISION”とか”RENA”とエントリーしてあって思わずニヤリ。もちろん他にも”DEVIL”や”ANGEL”などシリーズお馴染みの方々も登場します。特にDUELモードで”ANGEL”との対決で使用される”ANGELUS(アンジェラス)”は凶悪な走りとデザインの美しさで個人的にお気に入りの車でした。総てのモードを遊び倒した後は、この車を使ってFREE RUNモードの”AIRPORT OVAL”(楕円形)というコースをボケっと走り倒しています。ストレス解消にもってこい。あえて本ソフトに不満があるとすれば、コースが少なめだった所ぐらいでしょうか。PS2で綺麗になったと言っても、前作と同じコースではやはり飽きも早いですからね。その辺りの部分を改良した続編に期待します。

ところで、FM76.5ってなんの意味があるのでしょう? 思わずラジオを合わせてしまいましたが・・・。

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