ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
恋愛系ゲームの金字塔。とにかくありとあらゆるハードに移植され、多くのゲームファン並びに恋愛ゲーファンを魅了しました。言わずもがな、キャラクターが魅力的。日常の風景を上手に絡めて、見事なまでに生き生きとした人物像をゲーム上で表現して見せてくれました。素直に感服いたします。但し、システムは過去のゲームとはいえ、かなりの難易度。軽い気持ちでプレイすると、アッという間にバッドエンド直行です。まずは女の娘の登場する場所と時間帯をきちんと把握する事が専決。１分でも遅れるとアウトなのですから、このシビアさは別の意味で特筆ものですよ（発売当時は時間帯を調べ尽くした同人誌が結構、出ていましたね）。今からプレイを考えている方はその辺りを考慮してから購入に踏み切る事をお奨めいたします。さて、筆者は手持ちにＰＣ－ＦＸ版しかないのですが、一応声が付いていてそれなりの演技が楽しめました。が、芳樹は声が付いて憎らしさ１２８倍。画面上で殴るだけでは気が収まらないほどムカつきました。あんにゃろ、なんとかしろよ・・・。
◆ お気に入りＢＥＳＴ３
BEST1
加藤みのり ＣＶ：浅田葉子
主人公の同級生なのですが、おとなしい性格の為か会話らしい会話をしたことがありません。教室の花瓶を変えたり、花の手入れをしたりと優しさあふれる行動も、地味な印象が災いしてクラスの人々には今１つ理解されていない様子。主人公の方から率先して話しかけてあげましょう。芳樹に襲われている時は即、助けること！ 主人公もっと殴ったれや！ キーはグリグリメガネ。彼女にはちょっとした隠し事があって、そのことで主人公との間が少し疎遠になったりします。肝心な所では大きな心で許してあげましょう。エンディングはこの娘のが１番好感が持てました。きっと繁盛する事でしょうね。浅田さんには得意な役所でしょうか。２面性も良く出ていたと思います。
BEST2
南川洋子 ＣＶ：菊地いづみ
主人公の悪友。気軽に付き合えるケンカ友達と言った方が自然でしょうか。好みの男性は「硬派である事」らしいのですが、自分自身からして相当に硬派（でも純情）。おかげでかなりぶっきらぼうな女性と捉えられがちなのが可哀想な所でもあります。バイク屋を経営している父の影響からか、自らもバイクを乗り回しています。話のキーもやはりバイク。バイク屋の後継ぎの件で父親と衝突しているので、主人公が率先して悩みを聞いてあげましょう。するとあら不思議、バイク屋の後継ぎは主人公に決まり！ 菊地さん、朴訥な演技が洋子にピッタリでした。
BEST3
鳴沢唯 ＣＶ：松下美由紀
メインヒロイン。元祖萌える妹キャラ。彼女には一体何人のギャルゲーマーが撃沈されたことか。主人公とは血の繋がらない兄妹の関係。世話焼きタイプで日常生活がトンとだらしがない主人公をいつも叱咤激励してくれます。昔から主人公に対して淡い恋心を抱いていたようで、わざわざ主人公の学校に転校までしてくる熱の入れ様。漢ならこの気持ちに答えないでは参りませぬ。他の女の娘には目もくれず、率先して会話するよう心がけましょう。キーはクリスマスかな。ケーキを買って主人公の帰りを待っているなんて、本当、イジらしいですよね。エンディングも幸せそうで良かった良かった。松下さんの声は個人的には唯のイメージと違うような気がしましたが、演技自体は文句無しでした。