ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
人気シリーズなだけに以前から気にはなっていたのですが、どうもキャラ絵にピンとくるものが無く、なかなか購買意欲に結びつかずにうっちゃっていた所、２００１年年末に友人から思いがけずこのシリーズを薦められたのでそれならと購入（中古で一番安かったのが『３』だったのでこれを買いましたが、値段でいうと『２』が一番面白いのでしょうか？）。で、端的にプレイした感想を言えば「ああ、食わず嫌いはいかんなぁ」といった感じです。確かに遊び始めた当初はこの独特のキャラ絵が感情移入の妨げになっていたのですが、フルボイスの恩恵がかなり大きくて（しかも声優さんの演技もなかなか良）、気付いた時にはしっかりハマっておりました。シナリオもかなり破天荒ながら抑え所はしっかりしているので、ついつい先を急いで見たくなる魅力があります。攻略対象キャラ７人も、年齢や性格等バランスよく配置されているので、繰り返しプレイするのもそれほど苦にならないはず（それでも筆者はレンと晶だけは食指が動かず未クリアですが）。気になる所と言えば、うちのＰＣ環境がいけないのか頻繁に音飛びする事と、おまけシナリオの蛇足さ加減でしょうか。特におまけシナリオは筆者が生理的にもっとも嫌いな種の話だったので、おかげでいかに最後がすっきりしていようが、『とらハ』の前作まで遊ぼうとは思わなくなりました。友人の言っていた家庭用ハードに移植されない理由ってこの事だったのかなぁ？
◆ お気に入りＢＥＳＴ３
BEST1
ノエル・エーアリヒカイト ＣＶ：海原エレナ
筆者は意外にも（？）”メイドさん萌え”とはいかなるものかとんと不明瞭だったのですが、流石にこの方のメイド姿を見ていれば「なるほど！」と頷く他ありません。普段は貞淑に主人の身の周りの世話をしていますが、いざ非常事態が発生すればロケットパンチが飛んでくる！ ・・・メイドさんって素晴らしいなぁ。もちろん、メイドさん全てにロケットパンチがデフォルトで装備されているのかは不明ですが、ノエルさんには何故か付いているのですね（主人の趣味なのか？）。キーは遺産騒動。これに巻き込まれた主人を守る為、ロケットパンチどころか腕から刃まで出して孤軍奮闘します。主人公も人間の割りにいかした技能を修得しているので（『神速』が実にかっちょいい）、そんなノエルをフォローしましょう。ラスト、復活したノエルの笑顔がまた良かったですが、子供達に囲まれて困った顔しているのもそれはそれで魅力的でしたね。
BEST2
神咲那美 ＣＶ：日向裕羅
筆者は意外にも（？）”巫女さん萌え”とはいかなるものかとんと不明瞭だったのですが、流石にこの方の巫女さん姿を見ていれば「なるほど！」と頷く他ありません。巫女さんと言っても、この方は細々と神社でのお仕事をこなしつつ、警察に協力して成仏できない霊のお払いまで請け負ってしまうスーパー巫女さんだったりします。しかも、過去には足を怪我した主人公を不思議な力で癒した経験もあり、その能力たるや計り知れないものがあります。ただ、その割りに大変なドジっ娘で、平坦な道でも安々とすっ転ぶお茶目な面も。この能力と性格のアンバランスさ加減が実に萌え。キーは久遠というキツネ。この子の処遇をめぐって苦慮しているので、主人公も相談に乗ってあげましょう。ただ、那美さんと久遠の絆を思えばそう心配する事もないのではありますが。
BEST3
月村忍 ＣＶ：岩田由貴
ノエルのご主人様。作中ではあまり触れられていないのが不可解ですが、子供時分にノエルの再起動を行ってしまう、実は凄い知識の持ち主。ロケットパンチも彼女の発案らしいので、そんならおっぱいからミサイルがどど～んと出るのではないかとちょっと期待してしまったのですが。ただそれほどにノエルに肩入れするのは、両親の愛情を知らずに育った彼女にとって、ノエルだけが唯一のかけがえの無い存在だったからのようです。実際、それ以外の人との関わりが極端に希薄で、学校でもあまり他人と話をしようとせず、主人公も以前からクラスメイトだった事に気付かなかった程。そこで主人公があの手この手で彼女に自己アピールする訳ですが、親しくなれば今度は彼女に凄い秘密がある事が分かります。キーは血。昔はトマトジュースだったのに、今はアセロラジュースなのですね。詳しくは表記しませんが、契約で一生添い遂げる（だったかな？）という設定には、なにやら震えるものがありました。
番外
久遠 ＣＶ：音乃菜摘
今、うちに甘酒いっぱいあるから遊びにおいで。しかし某Ｋｅｙの作品に出てくるキツネさんとタイマンさせたい。