ビーフストロガノフの
ゲーム感想日記
ゲームプレイの感想を中心に、徒然なるままに書き殴り。たまにイラストつき
端的に言って痛い。軽い気持ちでプレイすると酷いしっぺ返しを食らう事になります。筆者は痛い系はあまり得意ではないので、いくら話題になったゲームとはいえプレイ中は本当に辛かったです。とにかく主人公の境遇がすさまじく、『Ｋａｎｏｎ』の所でも書きましたが、身内の死を体験した事のある方にはあまりにもキツイ内容なのです。しかも、クリア対象の女の娘がまた、身体的、精神的な部分で辛い想いをしている人達ばかりで、プレイしているこちらまで暗くなってくる始末。この手のゲームに爽快感を求めるのもなんですが、しかしこれは少々行き過ぎな気もします。何故に人気が出たのでしょう？ ＰＳにも移植されましたし、同人誌販売店に行くと未だに『ＯＮＥ』本を描いている方がいましたから、人によってはヒロインたちの境遇に強いシンパシーを感じていたのかも？（注：このコラムを書いたのが２０００年なので、当時はそういう方が結構居たという事で。そういえば女性の同人作家が多かった印象でしたね。女性の感性に程好くマッチしていたのでしょうか）。ＰＳ版は未プレイですが、充てている声優のなんと豪華な事。聞く価値はありそうです。でもやっぱり澪ちゃんにはいないのね・・・。
◆ お気に入りＢＥＳＴ３
BEST1
里村茜 ＣＶ：中川亜紀子
１人で空き地に佇んでいる女の娘。物静かな性格で、喜怒哀楽をあまりハッキリと表に出してきません。登場する時はほとんど雨が絡んでいるので、どことなく地味な印象も強いです。キーも雨。この娘のスパイスは強烈に甘党な所。その割に痩せているけれど・・・。登場人物の中で主人公の境遇を知っている数少ない人物の１人。前に付き合っていた男性がその事で彼女の前から消えてしまった為、自分の周りから愛する人が消える事に少なからず怯えています。なんとかしましょう・・・といっても・・・ねぇ。まぁ、ネタバレは避けるとしても主人公がホント最悪。消えんな！どあほ！ 声は中川さん。一度は聴いてみたい。因みにこの娘のだけですがＣＤドラマを持っていて、聴くと山崎和佳奈さんが演じていました。こちらもイメージピッタリでしたね。
BEST2
川名みさき ＣＶ：雪乃さつき
主人公の先輩。ある事故で視力を失っています。キーもこれです。それでもちっとも悲観する所が無く、今日も元気に学校中を走り回っています。おっとりしている割に、芯根はしっかりしていて好感度大ですよ。この娘のスパイスは強烈に大食漢な所。その割に痩せているけれど・・・。話のピークは年賀状イベント。目が見えない為、つたない字なのですが主人公に年賀状を書いてきてくれるのです。泣く！ 死ぬ程泣きました・・・。しかし・・・ねぇ。まぁ、ネタバレは避けるとしても主人公がホント最悪。消えんな！どあほ！ 雪乃さんのみさき先輩も聴いてみたいなぁ。
BEST3
椎名繭 ＣＶ：大谷育江
う～む、説明が難しいな・・・。少し精神的に幼くなってしまっている女の娘。動物が大好きでキーも動物。人間に対する以上に動物の事になると一生懸命になるようです。良い事だ。この娘のスパイスはハンバーガー好きな所（買うだけ？）。その割に痩せているけれど・・・。とにかく１人立ち出来るように主人公達が後押しするのですが、それが実を結ぶのが・・・。まぁ、ネタバレは避けるとしても主人公がホント最悪。消えんな！どあほ！ ラストの繭の日記が切な過ぎます。涙止まらなかった。大谷さんかぁ。どんな感じなのでしょうね。